犬のしつけで重要な主導権を握る方法

犬のしつけで重要な主導権を握る方法

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主導権を握るということについては、無理強いしても言うことを聞かせたほうが良いと言うイメージが有るかもしれませんが、特に無理やりな方法で無くても、「こういう時はこうするよ」と言うことは犬に伝えられます。

 

私がしつけで基本と考えているのは、「こういう時はこうするよ」と犬に覚えてもらい、出来たら褒め、ポジティブに認め合える関係を築くと言うこと。

 

それが何故必要なのか、その基本的なやり方を書いてみたいと思います。

犬と人、人間社会で共存するための主導権

犬を飼い、一緒に暮らしていく上で彼らをしつけけ、ルールを教えるということは、犬の習性や個性を奪ったり、人間のエゴを押し付けたりする、と言う見方もあります。

 

確かに、そういう点は有りますが、飼い主として犬に対する最大の責任は、不用意な事故で犬が死んでしまったり、傷つけたりしないよう、守ってあげることではないか、と思っています。

 

散歩中にマーキングをさせてあげること、それが犬の習性に沿っていても、その先、縄張りを守るために喧嘩したり、暴れたり、あまつさえ、自分の天下と思い込んで飼い主の指示すら効かないようになってしまうと、厄介なことになる種は充分に撒かれていると考えたほうが良いようです。

 

逃げ出してしまった愛犬が交通事故に合う、誰かを傷つけてしまい数十万円の賠償は、結構ありふれた話で、程度悪いと愛犬は殺処分すらされます。

 

小型犬が高齢者を驚かして相手が死んでしまった、と言うケースも有ります。

 

日本は、犬の習性ではなく人間の法則が適用されたスペースです。

 

どうやって歩行中の安全を守るか、噛んだり口に入れては危ないものを識別するか。

 

また、うっかり他人引っかき傷でも拵えると、高額賠償や後遺症(歯が当たっただけでPTSDに掛かったという半分言いがかりみたいな例もチラホラ)で如何に負担がかかるか、残念ながら、犬にそれらの事を認識させるようというのはやめたほうが良いと思います。

 

ここは人間社会ですから、飼い主が犬に出来ることややってはいけないことを示したほうが、家庭内でも、世間に対しても不都合は少ないように感じます。

 

私は犬を飼う責任というのは、犬が周りに危害を加えないようにする為、そして、犬自身が傷つき、命に関わるような事を、飼い主が防ぐ事だと意識しながらしつけを行っています。

主導権を握る方法

床に落ちているものを何でも拾い食いする犬がボタン電池を食べてしまったり、何でも噛んじゃう犬が高級カーペットを台無しにした上にお腹に詰まらせて開腹手術、費用は二桁万円ですし、最悪死んでしまいます。

 

こういった事を防ぐためには、基本的に何かをする前には犬が落ちついてから、ということを人間がルールとして学ばせる事が効果がありました。

 

例えば、ケージの扉を開けた途端に犬が飛び出してくる、と言うような状態は避け、まず、ケージ内で座らせ、犬が落ち着いてから扉を開け、人間が「おいで」、「良し」と許可を出して、犬が出るようにします。

 

ここでバタバタ出てきたらやり直してもいいし、「ゆっくり」と穏やかに誘導するなど、この辺りは犬の個性を見ながらですね。

 

こういった事を、色々な場面で行います。

 

具体的には、

  • ケージから出す時
  • 餌やおやつを与える時
  • 部屋から出る時
  • 散歩に行くとき、返って来た時

その他、電話をかける時や料理をする時等、犬が興奮したりバタバタする時は、事前に落ち着かせ、その状態をキープするようにしつつ動作する事が重要です。

 

また、散歩中についてもマーキングはしない(縄張り争いで良く喧嘩になりますし)人間の横や後を犬が歩くようにさせる、と言うことで散歩中の振る舞いも、飼い主が決定権を保つ、と言うことを示すことに繋がります。

 

そして、犬がそういう事を理解し、やってくれたら褒めること。

 

お散歩や日頃のケアが出来てないと犬は反抗的な態度にもなりますが、よく運動し、ストレスを発散した状態の犬は、ルールを教えてあげ、出来たら褒めてあげる、と言うシンプルな事で自然に心がつながっていくケースは少なく無いです。

 

しつけ、主導権を握る、と言うと人間が無理にでも犬を従わせるイメージもあるかもですが、どうやら犬の方にも人間の事を理解し、率先して手助けしたいって言う思いを持つ子は多く、しつけを通してでも、結構、絆を感じられる瞬間は多いです。

 

そういう事を積み重ねると、上記のようにボタン電池を見て食べてしまったり、興奮してカーペットを噛んだりということも、減ってきますし、その代わりに”判り合えてるなあ”と幸せに感じる時間は増えてきます。

 

慣れない内はやりすぎたり、足りなかったりで悪化したり悩むことも多かったですが、今は、人間が動作の決定を行う事にお互いに慣れ、どこか見守り合うような暖かい関係を築いています。

〜投稿者からのコメント〜

「犬の習性だから自由にさせてあげたい」は愛犬を失うことにも繋がります。かと言って「叩いても怒鳴ってでも」無理やりいうことを押し付けるのにも反対。お互いに認め合うような関係を育みつつ、人間が犬をリードしていく、そう言うしつけ方を大切にしています。

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