犬の心臓病と腎不全の壮絶な闘いの記録

オス犬の心臓病告知

このエントリーをはてなブックマークに追加   

最初に私の愛犬の病気が発覚したのは、広島県に住んでいた2009年のことでした。

 

収入の安定しない夫と、「2匹のパピヨン犬夫婦」とともにペット可賃貸アパートで暮らしておりました。

 

そんなある日、私が外出から帰宅した際にとても喜んだオス犬(当時13歳)が、突然「苦しそうな咳」をしながらヨロヨロと倒れこみました。

 

今までそんなことは一度もなく、いつも元気な子だったので、大変驚いた私はすぐに近くの獣医科へその子を連れて駆け込みました。

 

獣医科へ連れて行くと、様々な検査を施されました。

 

そして結果は「心臓弁膜症」でした!

 

私も夫も愛犬をとてもかわいがっていましたし、子供ができない私たちにとって犬はわが子と同じです。

 

その大事な子を亡くすかもしれない恐ろしい病の告知を聞いて、あとで泣いてしまいました。

 

その時から、飲み薬での心臓病治療が始まりました。

 

治療といっても心臓は一度悪くなると治ることはなく、進行スピードを遅くするための治療です。

 

初めて心臓発作を起こした日から一週間くらいは、数分に1回と、頻繁に発作を起こし苦しそうでしたが、徐々にお薬の効果が現れ始め、発作の頻度は減りました。

 

それでも月に1〜2回は発作を起こし、時には心臓も呼吸も完全に止まることがあった、緊急時には心臓マッサージや人工呼吸をすることが何度もありました。

 

最初の発作以来、約3年くらいはその状態が続きながらも、なんとか乗り切りきっていました。

突然のメス犬の末期告知

それから約3年後、今度はメス犬(当時15歳)のほうが食欲がなくなり徐々に痩せて行きました。

 

時々ですが、嘔吐するのも気になっていたので、メス犬も一緒に獣医さんで1度受診することにしました。

 

念のために血液検査をしてもらったのですが、その時にまさかの予想もしてない衝撃的な結果が・・・。

 

なんと「腎不全末期」との診断が下ったのです!

 

まるで悪夢を見てるような恐ろしさと、これからもっと愛犬を苦しませてしまうことの悲しみでいっぱいになりました。

 

なぜここまでなるまで体の不調に気づいてあげられなかったのかと自分を責めるしかなくて、とても辛かったです。

 

しかし、悲しんでばかりもいられず、とにかく愛犬のために私にできることは全部やってあげたいと思いました。

 

腎不全はとても治療費がかかる為、広島では十分な治療してあげることはできなかったので、2匹を連れて実家から通える獣医さんと仕事を探しました。

 

人工透析のような劇的な効果が得られる犬の腎不全の治療は大学病院のような施設にしかなく、私にしてあげられるのは体にたまった毒素を点滴で出してあげる延命治療だけでした。

愛犬と飼い主を襲うさらなる不幸と莫大な治療費

メス犬の治療が始まって一か月も開けずにさらなる悲しい出来事が私を待っていました。

 

なんと今度はオス犬の方も、「心臓病の合併症」により「末期の腎不全」になってしまったのです!

 

その時は本当に、世界が終わったような気持ちになりました。本当に辛かったです。

 

しかし、なによりも一日も長くかわいい犬たちの元気な姿が見たくて、苦しんでいる姿を見たくありませんので、できる限りの治療で緩和してあげることにしました。

 

しかし、点滴治療をしていた頃の2匹の治療費は、月に12万円程度。

 

それは私のお給料だけでは足りない金額でした。

愛犬たちの壮絶な闘病〜旅立ち

2匹の治療が2か月ほど経った頃には、オス犬の体調が段々と悪くなり、徐々に酸素をうまく吸えない状態になって行きました。

 

苦しくて、舌の色が真青になり、泣きながらもがき苦しむ姿を見ていて、かわいそうで仕方ありませんでした。

 

とにかくそのころは2匹を助けるために必死でした。

 

しかし、忘れもしない一昨年の9月22日。

 

オス犬は腎不全と呼吸不全ため獣医さんの元で苦しみながら息を引き取りました。

 

享年17歳でした。

 

そして、メス犬の方は、食べ物もあまり食べらない状態で点滴でなんとか延命を続けていましたが、半年後の2月21日の午前中、大きな声でギャンと泣いたあと意識不明となり、眠るように天国へ旅立って行きました。

 

享年15歳でした。

愛犬たちを亡くしてから思うこと

愛犬たちが立て続けに病気となったことで、飼い主もとても苦しい思いをしましたし、犬たちはもっと苦しい思いをしながら、最後の最後まで生きようと必死で頑張っていました。

 

亡くなったことはすごくすごく悲しくて辛いです。

 

でも、あんなに苦しんだ姿を見ていた私にとっては、2匹がもう苦しくも辛くもない天国へ無事に行けたと思えるのでホッとしてもいます。

 

我が子たちにできる限りの緩和治療はしてあげられたと思います。

 

私の経験からいうと、犬を飼うということは決して簡単で楽なことではありません。

 

しかし、愛情をかけた分、犬たちもその思いに答えてくれますし、惜しみなく飼い主を愛してくれる最高のパートナーだと思います。

〜投稿者からのコメント〜
心臓病と腎不全を患った2匹のパピヨン犬夫婦。愛犬を助けたくて、多額の治療費を稼ぐために仕事をしながら看病を続けました。末期の2匹を最後まで看取った飼い主と愛犬の過酷な闘病体験談と飼い主の想いをここに綴ります。

↓↓↓↓↓↓↓

関連ページ

我が家の愛犬が最初で最後の大病に
我が家の愛犬が異変を起こしており、実は大病だったという話です。
愛犬の目の中に影を発見、原因不明の硝子体出血
何気なく写真を眺めていると、右目の中に影を発見・・・?
愛犬が心タンポナーゼと診断された時のお話
人間でも病状としてある心タンポナーゼと診断されてしまった愛犬のお話です。
愛犬の臨終に立ち会ってやれず号泣!
愛犬の臨終に立ち会ってあげる事が出来ずに号泣してしまった話です。
我が家のわんこが生死にかかわる怪我をして
愛犬は大事な家族ですが、精子に関わる怪我をしてしまった時の話です。
愛犬がてんかんになってしまった時、私がやった行動まとめ
我が家の愛する愛犬がてんかんになってしまった時、私がやった行動についてまとめました。
柴犬(メス)12歳が子宮と膣を摘出した時の話です
我が家の愛犬である柴犬(メス)が12歳の時、突然ご飯を食べなくなったところから始まった話です。
我が家の愛犬がお尻の病気に掛かった時の話
我が家の愛犬がお尻をしきりに舐めていたのに気付いていたのに、病院に連れて行くのが遅れてしまった分悪化してしまったのです。
犬の癌と呼ばれている肥満細胞腫になった愛犬の話
我が家の愛犬が、犬の癌とも呼ばれている肥満細胞腫になってしまった時の話についてです。
愛犬の胃腸炎の原因と対処法について
愛犬が下痢してしまったり、ご飯も食べずぐったりしてしまっている場合は、胃腸炎の可能性があります。
愛犬が3回病気に掛かった時に何を言いたかったのだろうか?
私が飼っていた愛犬は3回の病気に掛かってしまいましたが、どんな事を思っていたのでしょうか。
愛犬のコーギーが左脳の癌に掛かってしまった時の話
我が家の愛犬コーギーが左脳の癌に掛かってしまった時の闘病生活について書きました。
小型犬は夏バテから胃腸炎に繋がる可能性があるので注意が必要
小型犬はデリケートなので、夏は特に注意が必要です。しっかり体調を見ていてあげましょう。
ラブラドールレトリバーの後ろ脚および股関節の痛みに対する対処法
愛犬のラブラドールレトリバーが脚の痛みを訴えているのに気付き、そこからどう対処したのかを書きました。
愛犬が咳でコホコホしていたら?ケンネルコフの概要と対処法
愛犬のダックスフンドが咳をしていたので、病院に連れて行ったところケンネルコフ(気管支炎)に感染していました。
愛犬がご飯を食べない!お腹もゴロゴロ苦しそう!
我が家の愛犬がお腹を壊し、苦しんでいる時にやった事などをまとめました。
愛犬が子宮蓄膿症の病気を患った時にした事
愛犬が子宮蓄膿症に掛かった時の緊急対処法と手術について書きました。