愛犬の臨終に立ち会ってやれず号泣!

当時としてはまだ珍しいミニダックスフントを飼う

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昭和43年頃、ミニダックスフント(オス)を子供にせがまれて飼った。

 

その際、販売店側では純血種だから体が弱いので、健康診断は必ずするよう忠告を受けた。

 

また室外で飼うと虫刺されなどから皮膚病になるというので、室内で飼ったので、現実には室内は相当荒らされてしまい、かなり叱ったこともある。

 

そうこうしているうちに5年くらい経過して、愛犬はすっかり我が家に溶け込んでしまい、何と寝食まで共にするようになった。

 

夏の暑い日に畳みでごろ寝していると、何故か胸苦しくなって目を覚ましてみれば、愛犬が私の腹の上で一緒に昼寝をしているではないか。

 

それくらい慣れてしまっていたのだ。

 

しかし、5歳を過ぎてから体力が落ちてきて白内障を起こすし、なにかと体調不良を呈するようになり、獣医さんの世話になるようになった。

 

獣医さんの話では、「この犬は肝臓が弱いので注意するように」と言われ、ドッグフードは一切与えず家庭料理を食べさせていたが、あまり効果はなかった。

 

それから2年ほど経過して子供たちが巣立ち、私は愛犬と二人で暮らすようになった。

 

あるとき出張で愛犬を家に閉じ込めて家を出たが、何か足元がごそごそするため、下を見ると愛犬がくっついているではないか。

 

之には参ってしまった。

 

もう愛犬は完全に私と一心同体だと思っていたのだ。

 

夜は一緒の布団に寝るし、夜中にトイレに行くと言っては私を起すし、散々手を焼かす子供のようであった。

次第に愛犬の体力は落ちてきた

私は当然ながら仕事が忙しく、愛犬は毎日室内で留守番をするのが日課であった。当然運動不足になるので、食事内容には注意して太らないようにした。しかし、獣医の世話になる回数は増えてきた。やはり肝臓がわるいと獣医は言うばかりである。

ついに臨終のときが来た

昭和50年、愛犬は急に体の毛がべたべたになり、食欲もなくなった。獣医の話では尿毒症のようで長くはないと言われた。

 

私は途方に暮れたがどうしようもなく、ただ家で看病するしかなかった。

 

愛犬は急速に弱ってきて様子もおかしく、体中から汁のようなものが出だした。

 

私はタオルで拭いてあげるのが精いっぱいだった。

 

それでも私がちょっとトイレに立つと愛犬は無理して自分も起き上がり、私の後をとぼとぼと追うのである。

 

私は臨終が近いのに犬という動物はここまで飼い主に従順なのかと初めて悟った。そのあと数時間して私に急用が発生し、止む無く愛犬には留守番するように言い聞かせて家を出た。

 

そして急いで用事を済ませて帰宅した時には愛犬は亡くなっていたのだ。そして体は硬直しており、たった今亡くなったばかりだと知った。

 

愛犬の最期に立ち会ってやれなかったことはあまりにも残念で悲しく、私は号泣してしまった。

 

本当に肉親を亡くしたのと同じく、暫くは全く食欲を失い、仕事にも行けないほどショックだった。

 

と同時にペットを飼うということの責任の重大さをいやというほど味わった。

 

以来、ペットは飼っていない。

 

先の愛犬の影が脳裏を横切るからである。

〜投稿者からのコメント〜
愛犬(ミニダックスフント)を飼ったが純血種で身体が弱く、手を焼いた。然しその分愛情が芽生え、寝食を共にするまでになった。しかし、動物の寿命は短く必ず別離の日を迎えねばならない。これは非常に辛い試練である。せめて臨終のときは一緒にいてやる配慮が必要だと強く認識した次第である。

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